Windows 11にはBitLockerの技術を用いて内蔵ドライブを暗号化する「デバイスの暗号化」機能が搭載されています。「デバイスの暗号化」はすべてのWindows 11 PCで有効化されるわけではなく、一定の動作要件を満たしたPCではWindowsのインストール時や初回セットアップ時に自動的に有効化されます。
Windows 11 24H2(2024年10月1日公開)では、「デバイスの暗号化」の動作要件が緩和されて、有効化されるPCが増えました。
Windows 11 25H2(2025年9月30日公開)では、Windows 11のインストール先システムドライブだけではなく、すべての内蔵ドライブが自動的に暗号化される対象となりました。また、「デバイスの暗号化」が有効なPCでは新たに増設したデータ用の内蔵ドライブもフォーマットを行なうと自動的に暗号化される仕様となりました。
そのため、「デバイスの暗号化」が有効化されたWindows 11 25H2のPCでWindowsを再インストールしたり、内蔵ドライブを取り外して別のPCに取り付けたりすると、データ用の内蔵ドライブであっても暗号化されているため、ドライブの中身が読めない状態となります。
対策として、主に2つの方法がございますので、簡易的ではありますが、下記の通り紹介いたします。
方法1. 事前に「デバイスの暗号化」を無効化する
「設定」アプリから「プライバシーとセキュリティ」→「デバイスの暗号化」を開き、「デバイスの暗号化」の項目を「オフ」にして無効化します。
※画像は「オフ」の無効な状態です。「オン」では有効な状態となります。
※「デバイスの暗号化」に対応していないPCの場合には、「デバイスの暗号化」の項目そのものが表示されません。

方法2. 回復キーを使用して中身を読み書きできるようにする
Windows 11で「デバイスの暗号化」機能が有効化された際のMicrosoftアカウントの管理ページ内に回復キーが保存されていますので、下記URLから管理ページを開いて回復キーを取得します。
※以下の画像では回復キー部分に画像処理を施しています。
※ドライブ欄の「OSV」はWindowsインストール先のドライブ、「FDV」はWindowsがインストールされていないドライブを表します。

※本記事作成時点(2025年10月現在)の情報に基づく記事となります。
タグ: Windows 11, デバイスの暗号化