2015/3/28 作成
Windows8/8.1 では、OSにログインするユーザーアカウントとして、従来のOSから利用されているユーザーアカウント(Windows8/8.1 ではローカルアカウントと言います)の他に、Microsoftアカウントが利用できるようになっています。また、Windows8/8.1 の「Windowsストア」のご利用については、Microsoftアカウントが必要となります。以下に、それぞれのアカウントの違いをご説明いたします。
ローカルアカウントとは
Windows 7より以前のOSから利用されているユーザーアカウントのことです。 任意のユーザー名とパスワードの組み合わせにより、ユーザーを識別するために使用されています。
Microsoftアカウントとは
Microsoftが提供する各種インターネットサービス(Hotmail・SkyDrive・Xbox LIVEなど)にログインするためのアカウントです。
Windows8/8.1 では、PCへログインする際に、Microsoftアカウントを利用してログインする方法が新たに加わっています。これにより、タイルに表示されているメールやメッセージ、ストアがすぐに利用できるだけでなく、別のPCで同じアカウントを用いることにより、PCの設定などを同期させることができるようになります。
Windows8/8.1 ではローカルアカウントもマイクロソフトアカウントもどちらでも利用できますが、OSに搭載されている各種サービスを利用するためにはMicrosoft アカウントが必要になりますのでMicrosoft アカウントでの使用をおすすめいたします。
Microsoftアカウントについての詳しい情報や、既に登録しているか確認するには、下記URLよりMicrosoftアカウントのWebサイトでご確認下さい。 http://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/account/
Windows 8/8.1 アカウントの形態
1. ローカルアカウントで使用する
ローカルアカウントで使用するMicrosoftアカウントが無いとマイクロソフトが提供するHotmailやSkyDriveなどのクラウドサービスをご利用頂けません。 アカウントをお持ちの場合はサービスを利用することはできますが、都度IDとパスワードの入力が必要になります。
2. ローカルアカウントを変換して使用する
ローカルアカウントを変換して使用するローカルアカウントをMicrosoftアカウントへ変換すると、マイクロソフトの各種サービスがスムーズにご利用頂けます。 OSクリーンインストール直後に、アカウントを変換する場合などはこの作業が必要です。
3. Microsoftアカウントで使用する
Microsoftアカウントで使用するWindows 8/8.1 PC購入直後にMicrosoftアカウントで登録した場合はこの状態になります。提供されている各種サービスをすぐにご利用頂けます。
Microsoftアカウントは Windows 8/8.1 セットアップ時にも登録できますが事前に登録することもできます。
また、既にアカウントをお持ちの場合、そのまま Windows 8/8.1 でご利用いただくことが可能です。