Windows 10 TH2(バージョン 1511)において、インターネットに接続していない環境で使用すると、日付や時間が突然変わってしまう事があります。これはTH2で導入された「Secure Time 機能」に起因する問題です。
社内専用の回線など、インターネットから切り離された環境で使用した際に発生する事が報告されております。(当社でもWindows 10 TH2において問題が発生する事を確認しております)
本不具合を回避するにはレジストリの修正が必要となります。以下に対応手順をご案内いたします。
1.レジストリエディターを起動する
タスクバーのCortanaに regedit と入力して、表示されたコマンドを実行します。
2.以下の値を変更する
レジストリキー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config
キー: UtilizeSslTimeData
規定値 : 1
↓
変更後 : 0
3.Windowsを再起動します
詳細は下記のマイクロソフト社ブログをご参照ください。
お使いのウィンドウズのバージョンは以下の方法でご確認いただけます。
バージョン 1511 ビルド10586 となっているものが該当するバージョンです。
次のバージョン Windows 10 RS1(バージョン 1607 ビルド 14393)ではこの問題が発生しない事を確認しております。ご使用中のソフトウェアの動作が問題ないようであれば、新しいバージョンに更新する事でも上記問題を回避できます。
法人のお客様で社内管理下に置かれたPCや特殊なソフトウェアを使用されている場合、安易にアップデートを行うとトラブルの原因となります。
業務で使用されているパソコンのアップデートは慎重にご対応ください。