マザーボードのマニュアルはよく確認しよう ~Ryzen Threadripper編~
SocketTR4のCPUソケット
先月にはSocketTR4のCPU取り付け手順の動画を紹介しましたが、マザーボードメーカーによっては取り付け手順が若干異なっている場合があります。
今回紹介するのはASRockの場合には、先月の記事の動画であったようなCPUのレールフレーム(CPUを差し込むフレーム;画像の青矢印)の下にソケットのカバーは付いていません。
SocketTR4の例(ASRock Fatal1ty X399 Professional Gamingの場合)
レールフレームの下はそのままLGAソケットになっています
そのため、レールフレームを持ち上げる際には、ソケットのピンを曲げないように注意する必要があります。 その反面、ソケット自体のカバーがないため、ソケット自体のカバーを外すときにピンを曲げてしまう心配がなくなるのは、ある意味では長所とも言えます。
根本的に違うというほどのものではありませんが、 取り付けに失敗しないようにマザーボードのマニュアルをよく確認しておくようにしましょう。 もちろんソケットのカバー(画像の赤矢印)のネジを開け閉めする順番も決まっていますので、マニュアルをよく確認して作業するようにしましょう。
また、Ryzen Threadripper用のSocketTR4マザーボードはIntelのマザーボードと同様のLGAソケットとなっていますが、 現時点(2017/9/5)ではピン曲げの保証のあるSocketTR4マザーボードはありません。 そのため、SocketTR4マザーボードにはピン曲げも対象となるツクモ延長保証のご加入をおすすめいたします。
また、ツクモでは「CPU取付サービス」を用意していますので、 CPUの取り付け作業がご不安な場合にはぜひ「CPU取付サービス」をご利用下さい。
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タグ: AMD, CPU, Ryzen, thread ripper