グラフィックドライバーをインストールしたのに、ユーティリティソフトが入っていない?そんな場合は…
最新のパーツで自作パソコンを組み立てて、グラフィックドライバーをインストールすると、 ユーティリティソフト(IntelグラフィックスコマンドセンターやNVIDIAコントロールパネルなど)が インストールされない場合があります。
Windows 10のバージョン1809からプログラムのUWP(Universal Windows Platform)方式に基づいた 新しいデバイスドライバーの仕様「UWD(Universal Windows Driver)」が基本となり、 グラフィックドライバーもUWD方式のものが主流になってきています。
※UWD方式のデバイスドライバーは、ハードウェアメーカーによって呼び方が異なることがあり、 UWDドライバーのほか、UWPドライバー、DCHドライバー、モダンドライバー等と表記されることもありますが、いずれも同じものです。
そのUWD方式の特徴として、デバイスドライバーのインストーラーにはユーティリティソフトが含まれないことが挙げられます。 UWD方式のデバイスドライバーでは、インターネットに接続すると、 Windows 10によってUWPアプリ方式のユーティリティソフトが自動的にダウンロード・インストールされる仕組みのため、 インストール直後にはユーティリティソフトがインストールされていないということが起こります。
自動的にダウンロード・インストールされるまでの時間は、すぐにインストールされた場合もあれば、 30分~1時間程度経過してからインストールされた場合や、Windowsの再起動をしたらインストールされた事例もあり、一定ではありません。 急いで使う予定がなければ、待ってみるのが手間がかからずおすすめです。
デバイスドライバーのユーティリティソフトをすぐに使用する必要がある場合には、Windowsのストアアプリからインストールすることができます。
インテル グラフィックス・コマンド・センター
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/インテル-グラフィックス-コマンド-センター/9plfnlnt3g5g
NVIDIA Control Panel
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/nvidia-control-panel/9nf8h0h7wmlt
AMD Radeon Software
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/amd-radeon-software/9nz1bjqn6bhl
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