具体的には本来の容量よりも2.2TB分少ない状態(3TBの場合760GB程度、2.5TBの場合280GB程度の認識)になるという現象ですが、ドライブの不具合ではなく、以下のような原因が考えられます。
・初期化をGPTではなくMBRで行ってしまった。
・接続先のSATAコントローラーやHDDケースが2.2TB超のドライブに対応していない。
・SATAドライバやIRSTが非常に古い(LGA1156世代頃)
お問い合わせを頂く中で最も多いのはMBRで初期化してしまったパターンで、OSインストール時に光学ドライブをUEFIモードで起動させなかった事で、OSインストーラー上で領域を作る際にMBRにされてしまったり、データ用でも初期化の際に内容を読まずにOKを押すとMBRになります。また、一度、MBRで初期化をしてしまうとDiskpartコマンドで初期化前の状態にしないといけない場合もあります。
■OSなどの動作要件
1.データ用(Dドライブ)でのご利用時
○対応OS
WINDOWS XP(64BIT) VISTA(32/64BIT) 7(32/64BIT) 8(32/64BIT) 8.1(32/64BIT) MAC OS X 10.5以降
※外付け利用時は外付けHDDケースの対応
2.Cドライブ(起動用)でのご利用時
○対応OS及び対応ハードウェア
・WINDOWS: VISTA SP1(64BIT) / Windows7(64BIT) / Windows8(64BIT)・8.1(64BIT) /Windows10(64BIT)
・MAC OS X 10.5(64BIT)以降
・UEFI仕様のマザーボード(BIOS画面がグラフィカルな表示になっている製品)
・INTEL Sandy Bridge以降のCPU(I7の型番XXXX数字4桁以降のモデル2600Kなど)
・IRSTのドライバをUSBメモリに用意しておくことを推奨
3.フォーマット方法
・パーティション作成時 パーティションテーブル 『GPT』を選択
・ファイルシステム NTFS exFAT HFS+などを選択
・既にMBRで作成済みの場合該当パーティションを選択→GPTディスクへ変換