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サポートFAQ(良くある質問) | [20170822]USB 3.1の名前と転送速度には気をつけよう

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[20170822]USB 3.1の名前と転送速度には気をつけよう


ツクモのサポートブログ

USB 3.1の名前と転送速度には気をつけよう


これまではUSB 3.0と呼ばれていた
おなじみの端子ですが…

USB 3.1規格が登場して対応マザーボードや拡張ボードが各メーカーから販売されていますが、 USB 3.1規格の登場と同時に少しややこしい変更がありました。 それはUSB 3.0規格もUSB 3.1規格に含まれるようになって呼び方が変わったということです。

では、どう変わったのかみてみましょう。

現在の名称 従来の名称 最大転送速度
USB 3.1 Gen 1 USB 3.0 5Gbps (SuperSpeed)
USB 3.1 Gen 2 (なし) 10Gbps (SuperSpeedPlus)

従来のUSB 3.0は「USB 3.1 Gen 1」に名前が変わり、 10Gbpsに対応した新しい規格は「USB 3.1 Gen 2」という名前になりました。 つまり、単に「USB 3.1」というだけだと、従来のUSB 3.0の転送速度 5Gbpsの規格か、新しく定められた転送速度 10Gbpsの規格か、どちらなのか分からないのです。

そのため「USB 3.1 Gen 2」の機器を接続する場合、パソコン側の端子をよく確認しておかないと、本来の速度が出ないことになってしまいます。

マザーボードのメーカーでもスペック表では下記の例のように「USB 3.1 Gen 1」と「USB 3.1 Gen 2」とで表記を分けています。 文字で表記すると紛らわしいですが、しっかり確認することでどちらかわかるようになっています。

マザーボードのスペック表記の例(ASUS X99-A IIの場合)
マザーボードのスペック表記の例(ASUS X99-A IIの場合)

また、周辺機器メーカーによっては 「USB 3.1 Gen 2」を「SuperSpeedPlus」と表記したり、 「USB 3.1 Gen 1」を「SuperSpeed」と表記したりしている場合もありますので、よく確認しましょう。

「USB 3.1」の機器を使用する場合、機器やパソコンの規格をよく確認しましょう。

tsukumo170822

 

 

タグ: USB, USB 3.1 Gen 1, USB 3.1 Gen 2, USB3.1

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