「高速スタートアップ」とは?
「高速スタートアップ」とは、Windowsの起動を高速化するために、シャットダウンの際にメモリの状態などを保存しておく機能のことです。
シャットダウンの後に電源を入れてもBIOS設定画面やBOOTデバイス選択画面が出せなかったり、周辺機器によっては「高速スタートアップ」機能の影響で正常に認識されない機器があったり、と不便な場面もあります。
このような場合には、「高速スタートアップ」を無効にすることで、パソコンを従来のWindows 7までの方式で完全にシャットダウンすることで、問題が改善するか確認します。
無効にする手順(Windows 10の場合)
1. スタートメニューより[Windowsシステムツール]内の[コントロールパネル]をクリックして「コントロールパネル」を開きます。
2. [システムとセキュリティ]→[電源オプション]→[電源ボタンの動作の選択]の順にクリックして、「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」を開きます。
※コントロールパネルの表示方法が[カテゴリ]の場合です。アイコン表示の場合は[電源オプション]から順にクリックします。
3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックしてから[高速スタートアップを有効にする]のチェックを外します。
4. 最後に[変更の保存]ボタンを押して設定変更は完了です。
無効にする手順(Windows 11の場合)
1. スタートメニューより[すべてのアプリ]内の[Windowsツール]をクリックして「Windowsツール」を開きます。
2. 「Windowsツール」内の[コントロールパネル]をクリックして「コントロールパネル」を開きます。
3. [システムとセキュリティ]→[電源オプション]→[電源ボタンの動作の選択]の順にクリックして、「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」を開きます。
※コントロールパネルの表示方法が[カテゴリ]の場合です。アイコン表示の場合は[電源オプション]から順にクリックします。
4. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックしてから[高速スタートアップを有効にする]のチェックを外します。
5. 最後に[変更の保存]ボタンを押して設定変更は完了です。
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