最新のマザーボードで画面が映らない場合はCSMを確認しよう
最近サポートセンターへのお問い合わせがやや増えている症状で「グラフィック関連のエラーのBEEP音が鳴って、画面が映らない症状」があります。現時点でお問い合わせの多い、症状の起きやすいと思われるハードウェアの組み合わせは次の通りです。
- Intel 300シリーズチップセットのマザーボードを使用している
- マザーボードのCSM(Compatibility Supported Module)設定が無効になっている
(Intel 300シリーズチップセットの世代のマザーボードでは、CSMがデフォルトで無効になっているメーカーがあります。) - 比較的年数の経過したモニター(2010年ごろより前のモニターで多い)を使用している
- グラフィックボードの有無に関わらず発生する
現在のところ、はっきりとした原因は分かっておりませんが、下記の方法で解決できている場合があります。
- パソコンとモニターの接続端子を変更する(DVI→HDMIなど)
- 使用するモニターを変更する(別のモニターに接続する)
どうしても症状の起きているモニターを使いたい場合には、次の手順でマザーボードのBIOS設定を変更することで改善した事例があります。
1. 接続端子を変えたり、別のモニターに接続して、画面が映るようにする
2. マザーボードのBIOS設定画面にてCSM設定を有効に変更後、保存して電源を切る
画像はASUSのマザーボードの例で「Launch CSM」が該当します。 詳しくはマザーボードのメーカーにより異なりますので、マザーボードのマニュアルをご確認ください。 |
3. もとのモニターに戻して画面が映るかどうか確認する
上記の手順を試しても映らない場合、パソコン側のハードウェア不具合などの可能性もありますので、ツクモサポートセンターまでご相談ください。
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