USBデバイスからの起動(BOOT)方法 について
最近サポートセンターへのお問い合わせで増えているのが、在宅勤務(テレワーク)等で使用するUSBメモリーなど USBデバイスからの起動(BOOT)が必要なソフトウェアの起動方法に関するお問い合わせです。
今回の記事では必要な準備と手順の流れについて、ご紹介いたします。(こちらの記事はWindows 10向けに作成しております。)
事前準備
Windows上で高速スタートアップを無効にしておきます。手順は下記FAQページをご参照ください。
[FAQ] Windows 10 の「高速スタートアップ」を無効にする方法
https://faq.tsukumo.co.jp/index.php?solution_id=1302
操作手順
1. Windowsをシャットダウンして、電源が入っていない状態で起動したいUSBデバイスを接続します。
ノートPC等で画面を閉じて「スリープ」をする方法では、こちらの手順はできません。必ず「シャットダウン」をしてから作業をしてください。
「BOOT MENU」画面の例
2. パソコンの電源を入れて画面が表示されたら、 すぐに起動デバイスを選択する「BOOT MENU」画面を表示させるキーを押して「BOOT MENU」を表示します。
「BOOT MENU」を表示させるキーはPCによって異なり、お問い合わせの多いeX.computer・G-GEARノートPCではF7(※)、 TSNB14UP1シリーズの場合はF12となります。eX.computer・G-GEARのデスクトップモデルでは、搭載されているマザーボードによってキーが異なり、 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
※eX.computer・G-GEARノートPCの一部機種でF11またはESCのモデルがございます。 F7で反応しない場合、F11またはESCをお試しください。
そのほかのメーカーについては、それぞれのPCメーカーにご確認ください。
3. 起動したいUSBデバイスをカーソルキーで選択して[Enter]キーを押すと、 選択したデバイスから起動します。
PCによっては起動したいUSBデバイスのプログラムが「UEFI BOOT」方式に対応していない場合に、 「BOOT MENU」画面にUSBデバイスは表示されないことがあります。 最近は「UEFI BOOT」方式だけにしか対応していないPCも登場しておりますので、USBデバイスには「UEFI BOOT」方式にも対応したプログラムを準備しておくことが望ましいです。
※こちらのブログ記事はブログに掲載した時点の情報に基づいて作成されています。
tsukumo200414